第3回

日時:2020年10月18日(日) 10:30-13:00

児童・思春期のセラピーグループで

『かかわること』『遊ぶこと』『抱えること』

 

発達障害児と保護者に対するグループセラピー

 

 

講師 西村 馨  

 

講師 川畑 直人



児童・思春期のセラピーグループで『かかわること』『遊ぶこと』『抱えること』

集団場面や対人関係で傷つきを体験した子どもへの心理学的支援は個人面接に決まってる?いやいや、だからこそ、子どもは、グループという場にいて楽しめること、心を許せる友達を持つことを切に願っていることが多いです。ただし、いろんな意味で「遊ぶこと」ができなくなって、臆病になっています。そのため、「遊ぶこと」そのものが癒しになり、仲間と「かかわること」そのものが成長をもたらします。そんなの分析的セラピーじゃない? いやいや、セラピストがそのような場を作って、気持ちを「抱えること」に努めることは、もっとも「分析的」な営みなのではないでしょうか? そういう観点から、子どものセラピーを考えたいと思います。

 

★参考テキスト

藤信子・西村馨・樋掛忠彦編著 日本集団精神療法学会編集委員会監修(2017)

『集団精神療法の実践事例30』 創元社

 

発達障害児と保護者に対するグループセラピー

さまざまな発達特性により学級集団に適応しづらい児童とその保護者を対象に、2005年より続けている「すきっぷ(SKIPP: Sodatsu Kokoro in PeerProgram)」の活動をふり返り、子どもや親を支援するグループの力について考えてみたいと思います。このプログラムを考えるにあたって、前青年期のチャムの重要性を指摘し、精神科病棟でのチームアプローチを主導したサリヴァンの発想は大いに役立ちました。このセミナーでは、子グループ、親グループの進行を追いながら、参加者、スタッフを含めた集団の力動について、微細な検討ができればと考えています。

 

★参考テキスト

なし 

 

西村 馨 Nishimura, Kaoru

臨床心理士・(社)日本集団精神療法学会スーパーバイザー

所属:国際基督教大学教養学部

著書:『集団精神療法の実践事例30』共編 (創元社)

訳書:アメリカ集団精神療法学会『AGPA集団精神療法実践ガイドライン』共訳 (創元社)

 

川畑 直人 Kawabata, Naoto

臨床心理士・教育学博士・WAWI精神分析家・WAWI児童青年心理療法家

所属:京都文教大学/一般社団法人京都精神分析心理療法研究所/(有) ケーアイピーピー

著書:『対人関係精神分析の心理臨床』監修(誠信書房)/『臨床心理学』共著 (培風館)

訳書:S. ビューチュラー『精神分析臨床を生きる』監訳/F. パイン『欲動・自我・対象・自己』監訳 (創元社) 


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