第5回
日時:2020年12月20日(日) 10:30-13:00
精神分析的心理療法では通常まずは数回のアセスメント面接を行い、見立てや見通しとともにクライエントをなるべく全体的、立体的に理解し、必要に応じて継続的な面接を提案します。そこから始まる治療関係はどのようにして育んでいくことができるのか、なるべく事例を通して改めて考えてみたいと思います。その展開は病態水準やパーソナリティによってさまざまですし、予想通りのこともあれば覆されることもありますが、治療関係の中で生まれる“何か”について考えてみたいと思います。
★参考テキスト
藤山直樹・中村留貴子監修(2014) 『事例で学ぶアセスメントとマネジメント』 岩崎学術出版社
吾妻壮著(2018) 『精神分析的アプローチの理解と実践』 岩崎学術出版社
中村 留貴子 Nakamura, Rukiko
臨床心理士
所属:千駄ヶ谷心理センター(SPC)
著書:『事例で学ぶアセスメントとマネジメント』共編 (岩崎学術出版社)