第6回

日時:2021年2月21日(日) 10:30-13:00

かかわること、そして、かかわらないこと

 

講師 吾妻 壮

指定討論者 横井 公一



かかわること、遊ぶこと、抱えること-これらはどれも、精神分析および精神分析的セラピーにとって大変重要なことである。しかし、精神分析的臨床においてそれらが本質的に何を意味するのかは、言葉の表面の平易さとは裏腹に、実はそれほど明確ではない。それらの反対物-かかわらないこと、遊ばないこと、抱えないこと-を想像してみると役に立つかもしれない。そうすると、かかわり、遊び、そして抱えるということの意味は、その不可能性を背景に浮かび上がるものであることが分かる。本セミナーでは、そのような対立概念の間の摂動を念頭に、かかわること、遊ぶこと、抱えることについて考えてみたい。

 

★参考テキスト

吾妻壮著(2019) 『精神分析の諸相-多様性の臨床に向かって』 岩崎学術出版社 

 

吾妻 壮 Agatsuma, Soh

精神科医・精神分析家・日本精神分析協会正会員・国際精神分析協会正会員

所属:上智大学総合人間科学部心理学科

著書:『精神分析の諸相-多様性の臨床に向かって』(金剛出版)

   『精神分析的アプローチの理解と実践―アセスメントから介入の技術まで』(岩崎学術出版社)

   『精神分析における関係性理論』(誠信書房)

   『臨床場面での自己開示と倫理-関係精神分析の展開』共著

   『関係精神分析入門』共著(岩崎学術出版社)

訳書:P. M. ブロンバーグ『関係するこころ』(誠信書房)

   J.リア『開かれた心』(里文社)

   B. ビービー他『乳児研究から大人の精神療法へ-間主観性さまざま』(岩崎学術出版社)

 

横井 公一 Yokoi, Koichi

精神科医・臨床心理士

所属:浜寺病院

著書:『臨床場面での自己開示と倫理-関係精神分析の展開』共著

   『関係精神分析入門』共著(岩崎学術出版社)

訳書:J. グリーンバーグ& S. ミッチェル『精神分析理論の展開』

   S. ミッチェル『精神分析と関係概念』『関係精神分析の視座』(ミネルヴァ書房)他


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