⑦2019年2月17日(日)

転移の扱い方の基本

講師:吾妻 壮



精神分析・精神分析的セラピーにおいて、転移は特別な位置を与えられている。

転移を解釈していくのか、それ以外の方法で扱うのか、早期から解釈していくのか、

それとも転移が十分に展開されてから解釈するのかなど、技法的には意見が分かれる。

しかし、転移を扱うことこそがもっとも精神分析的な営みであるという考えは、学派を超えてほぼ共有されている。

本講義では、転移の扱い方の基本を、学派間で共有されているところとそうではないところの両方に留意しつつ講じる。

初学者を念頭に置き、基本的な内容となるように心掛けるつもりだが、発展的な内容も一部取り入れ、

中堅以上のセラピストの参考にもなるような講義にしたいと考えている。

 

★参考テキスト

G.O.ギャバード(2012)『精神力動的精神療法―基本テキスト』岩崎学術出版社