2018年度 KIPP精神分析的心理療法家養成プログラム8期生募集(2018年5月末まで)

KIPP精神分析的心理療法家養成プログラムについて


このプログラムは、4年間を通して、セラピスト自身が120時間以上の個人心理療法、120時間以上のスーパーヴィジョン、120コマのコースワーク(講義・演習)を、KIPP訓練委員を中心とする講師陣から受けるという高度なものです。 当プログラムは、対人関係論に基づく精神分析的心理療法家を養成するための、4年コースの訓練プログラムです。

 

【目標】

精神分析的な考え方をもとに継続的な個人心理療法を提供できる心理療法家を養成することです。

  

【教育システム】

個人心理療法(個人分析)、スーパーヴィジョン、コースワークによって構成されます。

 

個人心理療法は、自分自身がクライエントとなり、原則として週1回以上の定期的な面接を受けることによって進められます。修了のための要件は、計120セッションを受けることですが、訓練期間の4年間を通して受けることが望まれます。実際に心理療法を受けることによって、自分自身のこころの動き、人との関わり方を感じ取る力を高めるとともに、治療者とともに内的な課題に取り組む体験をもっていただきます。

 

スーパーヴィジョンは、訓練生が行っている心理療法の実践について、個別的に指導を受けるものです。年間40回以上のスーパーヴィジョンを、4年間に3人のスーパーヴァイザーから受けることを修了要件とします。なお、3人のスーパーヴァイザーのうち、1人目を含めた2人はKIPP訓練委員の中から選んでいただきます。スーパーヴィジョンに出すケースは、基本的には分析的なセッティングでの個人心理療法のケースが対象となります。

なお、訓練生のうち希望する方は、KIPP桃山心理オフィス、KIPP天満橋心理オフィスで、ケースを担当することができます。

 

コースワーク(講義・演習)は年間30回開かれる少人数のセミナーで、対人関係論の考えを基軸に据えつつ、精神分析的な心理療法に関する幅広い知識を身につけていただきます。1回の時間は3時間で、講義・文献演習とケースセミナーによって構成されます。内容は下記の表にて参照してください。

 

  9月~12月 1月~3月 4月~7月

 

1年目

(2018.9-2019.7)  

 

精神分析的

心理療法

(鑪)

面接構造の

組み立て方

(川畑)

初期面接の進め方

(宮田)

アセスメントの

ポイント

(鈴木)

パーソナリティの

精神分析的理解(1)

(吾妻)

パーソナリティの

精神分析的理解(2)

(辻)

 

 2年目

(2019.9-2020.7)

 

精神分析技法の

変遷(1)

(横井)

精神分析技法の

変遷(2)

(鈴木)

面接における

治療的関わり(1)

 傾聴とinquiry

(辻・宮田)

面接における治療的関わり(2)

共感的理解と

支持的介入

(角田)

面接における治療的関わり(3)

 解釈と直面化

(長川・馬場)

面接における治療的関わり(4)

 逆転移の活用と

自己開示

(杉原・川畑)

 

 3年目

(2020.9-2021.7)

 

対人関係論の基礎(1)

 サリヴァン

(今井)

対人関係論の基礎(2)

 フロム、トンプソン、フロムライヒマン

(占部)

対人関係論の展開

(川畑・鈴木)

現代の対人関係論

(山本)

 関係論(1)

(横井)

関係論(2)

(吾妻・岡野)

 

4年目

(2021.8-2022.7)

 

精神病理

トピックス(1)

(岡野)

精神病理

トピックス(2)

(岸・河﨑)

精神分析の諸学派(1)

(森・平井)

精神分析の諸学派(2)

(鵜飼・富樫)

さまざまな

臨床現場(1)

(今井・今江)

さまざまな

臨床現場(2)

(長川・辻・宮田)

なお、講師の都合により、担当月が若干変更になる場合があります。

 

定例のコースワークに加え、集中形式で講義、セミナーが開かれる場合があります。

文献は、精神分析、対人関係論に関するものですが、英語の文献が含まれます。

また、集中形式の講義やセミナーは、米国の精神分析家によってなされる場合もあります。 

場所と時間


コースワークの会場は原則として、KIPP桃山心理オフィス(京都市伏見区京町4丁目156番地1)、

またはKIPP天満橋心理オフィス(大阪市中央区谷町1-7-4 MF天満橋ビルB号室)で行います。

また、講師の指定する京阪神地域のいずれかの会場で行う場合もあります。

 

時間は、原則的に土曜日の夕方(17:00~20:00)が中心になりますが、日・祝に集中講義形式で行われることもあります。

個人心理療法、スーパーヴィジョンは、原則として講師の指定する京阪神地域および広島県内のいずれかの場所で行われます。

ただし、遠方の講師の場合は、電話やスカイプによって行われる場合もあります。

修了要件


訓練プログラムの修了については、以下の要件が必要となります。

 

①個人心理療法(120セッション以上)

②スーパーヴィジョン(40回のスーパーヴィジョンを3人以上から受けること)

なお、3人のスーパーヴァイザーのうち、1人目を含めた2人はKIPP訓練委員の中から選んでいただきます。

③コースワーク(原則として全コース履修)

④スーパーヴィジョンを受けながら40回以上継続した精神分析的心理療法を経験していること。

⑤修了論文の提出

 

以上の要件を満たした訓練生に対して、訓練委員の合議に基づいて修了が認定されます。 ただし、当該訓練生を担当する個人心理療法家は、修了評価のための合議には加わらないものとします。

費用


プログラムへの参加には、以下の金額の支払いが求められます。

 

入学料 100,000円(初年度のみ)

受講料 250,000円/年

 

個人心理療法、スーパーヴィジョンの料金は、講師と訓練生との協議に基づいて決められます。原則として1回6,000円を上限とします。

(ただし、訓練委員会が委嘱したKIPP精神分析協会会員による個人心理療法とスーパーヴィジョンについては、この上限が適用されない場合があります。)

開催時期


今回募集する8期生の訓練は2018年9月に開始の予定です。

募集人員


5名程度

審査方法


入学審査は一次審査と二次審査に分けて行われます。

 

一次審査は、書類で行われます。

  • 所定の応募用紙に必要事項を記入
  • 現在までの履歴書(臨床経験、臨床に関する学習歴について詳しく)
  • これまでに書かれた心理臨床関連の論文、エッセイなどがあればそのコピー1部

上記を2018年5月末までにお送り下さい。

応募用紙はこちら。

ダウンロード
2018年度 訓練生応募用紙
こちらをダウンロードし、必要事項をご記入ください。
2018年度生 応募用紙.pdf
PDFファイル 97.3 KB

二次審査は、面接を行います。

二次審査を受けていただく方には、一次審査の結果が判明次第、通知いたします。

審査料振込先


審査料:5000円

 

郵便振替

加入者名:一般社団法人 京都精神分析心理療法研究所

口座記号番号:00900-6-328709

審査申込締切


2018年5月末日

 

応募書類は下記住所までお送りください。

 

〒612-8083

京都市伏見区京町4丁目156番地1 桃山ビル3階 KIPP桃山心理オフィス内

一般社団法人 京都精神分析心理療法研究所事務局

講師


≪所長≫

横井 公一

浜寺病院 精神科医

William Alanson White Instituteにて3年間研修

 

≪訓練委員≫

吾妻 壮

神戸女学院大学 精神科医

William Alanson White Institute公認psychoanalyst

 

占部 優子

Yu心療クリニック 精神科医

William Alanson White Institute公認psychoanalyst

 

川畑 直人

京都文教大学、(有)ケーアイピーピー  臨床心理士

William Alanson White Institute公認psychoanalyst

 

鈴木 健一

名古屋大学学生相談総合センター 臨床心理士

William Alanson White Institute公認psychoanalyst

 

鑪 幹八郎

広島カウンセリング・スクール、ふたばの里精神分析研究室 臨床心理士

William Alanson White Institute公認psychoanalyst

 

辻 啓之

矯正心理専門職 臨床心理士

KIPP精神分析的心理療法家

 

宮田 智基

(公財)関西カウンセリングセンター 臨床心理士

KIPP精神分析的心理療法家

 

山本 雅美

武蔵境心理相談室、KIPP渋谷心理オフィス 臨床心理士

William Alanson White Institute公認psychoanalyst

 

講師陣の中核となるKIPP訓練委員の多くは、米国ニューヨークにある対人関係精神分析のメッカである、ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所で訓練を受けてきた臨床心理士、精神科医です。

なお、コースワーク講師、スーパーヴァイザー、個人心理療法家としては、訓練委員以外に、

訓練委員が認定・委嘱した心理療法家も担当します。

 

コースワーク講師を委嘱する方は、精神分析理論についての学識がある心理療法家です。

また、スーパーヴァイザー、個人心理療法家を委嘱する方は、精神分析の訓練コースを修了している、

もしくは300セッション以上の精神分析を受け、かつ、十分な臨床経験がある心理療法家です。

個人心理療法家・スーパーヴァイザー リスト


KIPP訓練委員

■ 吾妻壮 

■ 占部優子 

■ 川畑直人 

■ 鈴木健一 

■ 鑪幹八郎 

■ 宮田智基(スーパーヴァイザーのみ)

■ 山本雅美

■ 横井公一

 

KIPP精神分析協会協力会員 

■ 鵜飼奈津子 

■ 岡野憲一郎

■  Bernard Gertler

■ 河﨑佳子 

■ 志久内陽子

■ 富樫公一

■ 平井正三 

コースワーク講師 リスト


KIPP訓練委員 

■ 吾妻壮 

■ 今井たよか

■ 今江秀和

■ 占部優子

■ 長川歩美 

■ 川畑直人 

■ 鈴木健一 

■ 鑪幹八郎 

■ 辻啓之

■ 馬場天信

■ 宮田智基

■ 山本雅美

■ 横井公一

 

KIPP精神分析協会協力会員 

■ 鵜飼奈津子 

■ 岡野憲一郎

■ 河﨑佳子 

■ 角田豊

■ 岸信之

■ 杉原保史

■ 富樫公一

■ 平井正三

■ 森茂起