【講座番号】213

コロナ禍・ポストコロナ社会の心理力動を考える

ー Erich Frommの個人と社会のナルシシズムの観点から

講 師 長川 歩美(A&C中之島心理オフィス)

内容


 社会の文脈とその社会に生きる個人の関係の力動を理解するErich Fromm(エーリッヒ・フロム)の理論は,現代的な貢献可能性が注目されています。このセミナーでは、まずFrommの著書『悪について』より、個人と社会のナルシシズムの観点から、人間の本質的な「悪」とは何か、社会における暴力や戦争、民族憎悪がどのような生じてくるのかについて、Frommの考えを紹介します。次に、Frommの考えがコロナ禍およびポストコロナ社会の個人・社会の心理的力動理解に貢献する可能性について試論したいと思います。スペインインフルエンザ、ホロコーストの時代を生きたFrommがヴェトナム戦争の只中に著した本書は、世界的な脅威は社会情勢の中に浮かび上がってくるだけでなく、まさに私たち一人ひとりの心の中から日々生じていることを感じさせてくれます。普通に生活している中では実感することがむずかしいFrommの論考のエッセンスを、受講者のみなさんと共有したいと思っています。

日時


2021年8月7日(土) 18:00-19:30

受講料


一律:2,000円

定員


10名

会場


Zoomによるオンライン開催

申込方法・締め切り


専用申込フォームよりお申し込みください。

申込締切:2021年7月31日(土)※定員に達した場合、期日より早く締め切らせていただきます。ご了承ください。